SNSや雑誌などで『スマホ首』や『ストレートネック』って言葉を見たり聞いたりしたことはないでしょうか。
ストレートネックになると肩こりや首コリだけでなく
頭痛やめまいなどさまざまな症状が出ることも!
ストレート=まっすぐで何がいけないの?と思う方
自分はストレートネックかも…と思ってる方はぜひ参照してください
- ストレートネック(スマホ首):状態
- ストレートネック:原因
- ストレートネック:症状
- ストレートネック:簡易チェック
- セルフケアの方法は?
- ストレートネック(スマホ首):状態
まずは頭の重さですが
頭の重さの平均は体重の約10%あるので
体重50kgの人で約5㎏
体重70㎏の人で約7㎏
ちなみに5㎏のものといえば
- コメの袋
- ボーリング玉(11ポンド)
- 2Ⅼのペットボトル約3本分
- すいか1玉
などがあります。
これが首の上に乗っているのです!
では首の骨ですが
頸椎(首の背骨)は全部で7つあり、喉側のほうに緩やかなカーブ(生理的湾曲)を描いています。
腕や足の骨のように長く真っすぐした骨ではないので
この頸椎のカーブによるしなりと首周りの筋肉が頭の重さを支えています。
ストレートネックとは生理的湾曲、すなわち頚椎のカーブが無くなってしまった状態なのです。
2.ストレートネック:原因
現代はスマホを見たり、パソコン操作をしたり、頭を垂らして下向きになる姿勢が多くなっています。
日常生活の中で、そのような習慣が繰り返されると、首の筋肉の緊張状態が続くことによって、ストレートネックが起きるのです。毎日長時間うつむき姿勢でいるだけで、頚椎への負担は大きくなっていきます。
主な原因は
- 長時間のスマホ操作
- 長時間のパソコン作業
- 同じ姿勢での読書や作業
- 高い枕の使用
スマホやパソコンの作業中は画面を覗き込むために前屈みの悪い姿勢になりやすいです。
首に負担をかけるだけでなく、背骨や骨盤のゆがみの原因にもなってしまいます。
また、どのくらい首が傾くかによっても首にかかる負荷は大きく変化します。
頭の重さを正しい位置で捉えれてる場合首にかかる負荷はそのまま頭の重さのみですが、頭が前に傾けば傾く程、首にかかる負荷は3〜5倍にもなるんです!
前述の通り日常的に負荷がかかり続けると
首の筋肉が緊張し続けるため、頚椎が引っ張られてストレートネックを引き起こすのです。
3.ストレートネック:症状
ストレートネックになるとどんな不調が起こりうるのか
- 首や肩のこり、背中の張り感
- 手や腕のしびれ
- 首の可動域の減少、寝違え
- 耳の聞こえづらさ、耳鳴り
- 頭痛
- 視力低下や目のかすみ、ドライアイ
- めまい、ふらつき、はき気
- 自律神経の乱れ
- うつ症状や不眠
ざっと挙げただけでもこれだけの不調が起こり得ます!
4.ストレートネック:簡易チェック
以下の項目に当てはまる数が多いほどストレートネックの可能性があります
- 頭を後ろに倒すと首が痛い、つまり感
- 偏頭痛
- よく寝違える
- いつも首や肩がこる
- 首を動かすと音がする
- 左右を向けない、痛い
- 目がかすむ、疲れやすい
5.セルフケア
様々なサイトで色んなセルフケアがおすすめされていますが
私が整骨院でオススメしているセルフケアは
タオル枕です!
頚椎のカーブを出しつつ、頚椎周辺の筋肉にストレッチがかかります。
さらに
どこの家庭にもあり、自分にあった高さに調節できて、洗濯も手軽なのが魅力的!
(1)やや厚みのあるタオルをくるくる巻きにする
(2)首の下に敷く
頚椎のカーブを出すために頭ではなく首の下に敷きます。
ピッタリフィットしつつ不快でない高さに調節しましょう。
(3)寝る
これで寝付けない方は1日5〜10分程度でも実践する習慣をつけておくと徐々にストレッチ効果が高まってきます
ストレートネック対策グッズも多様です。
タオル枕と同じ様な効果を出すには
コチラがオススメ
まとめ
ストレートネックかも?と思った方は是非実践してみて欲しいところですが
ストレートネックか分からない
タオル枕のやり方がイマイチ…
と言う方はお近くの整形外科や整骨院など
プロに相談してみてください。