コツバニスト

5万人施術した整骨院の先生がカラダのことを書いてます。

筋トレだけじゃない!身体の不調にもプロテインが有効!

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プロテインって飲むとムキムキになるの?

私には関係なさそう。

味が苦手…

などの意見、よく耳にします。

プロテインは日本語にするとタンパク質ですが、慢性的な肩こりや腰痛、むくみなどにお悩みの方にこそ取ってほしいのです。

 

  1. 1日に必要なタンパク質量
  2. タンパク質を多く含む食べ物
  3. タンパク質が不足すると…?
  4. プロテインが有効な理由

 

1.1日に必要なタンパク質量

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1日に必要なタンパク質量はご存知でしょうか?

体重1kgに対して1.0gと言われています。

運動習慣のある人やアスリートだと

体重1kgに対して1.2〜2.0g必要と言われています。運動量によって量が変わります。

 

2.タンパク質を多く含む食べ物

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・肉類

・魚介類

・卵類

・大豆製品

・乳製品

上記5つが特に多くのタンパク質を含みます。

食品100gに対してのタンパク質含有量は以下の通り

 

▪肉類(100gあたりタンパク質含有量)

生ハム(24.0g)、鶏ささみ(23.0g)、ローストビーフ(21.7g)、牛もも肉(21.2g)、豚ロース(19.3g)、鶏砂肝(18.3g)、ロースハム(16.5g)、ウインナー(13.2g)となっています。

 

▪魚介類(100gあたりタンパク質含有量)

イワシ丸干し(32.8g)、いくら(32.6g)、焼きたらこ(28.3g)、するめ(69.2g)、かにかまぼこ(12.1g)、魚肉ソーセージ(11.5g)などがあります。

 

▪卵類(100gあたりタンパク質含有量)

卵黄(16.5g)、ピータン(13.7g)、ゆで卵(12.9g)、ウズラ卵生(12.6g)、生卵(12.3g)、ポーチドエッグ(12.3g)、卵白(11.3g)、ウズラ卵水煮缶(11.0g)です。

 

▪大豆製品(100gあたりタンパク質含有量)

きな粉(35.5g)、油揚げ(18.6g)、納豆(16.5g)、がんもどき(15.3g)、厚揚げ(10.7g)、こしあん(9.8g)、豆腐(6.6g)、豆乳(3.6g)となっています。

 

▪乳製品(100gあたりタンパク質含有量)

パルメザンチーズ(44.0g)、脱脂粉乳(34.0g)、プロセスチーズ(22.7g)、カマンベールチーズ(19.1g)、クリームチーズ(8.2g)、植物性生クリーム(6.8g)、ヨーグルト(4.3g)、牛乳(3.3g)です。ただ乳製品は各商品によりタンパク質含有量に差がありますので成分表記で確認しましょう。

https://www.morinaga.co.jp/protein/columns/detail/?id=85&category=muscle

より引用

つまり体重50kgの人が1日に必要なタンパク質量を摂取しようと思ったら、鳥ササミ200g弱を毎日摂取する必要があります。

 

3.タンパク質が不足すると

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タンパク質は筋肉や臓器など体内で多くの役割を担っています。
タンパク質の主な役割は以下の4つです。

 

  • 内臓、筋肉、ヒフ、骨や歯、髪の毛や爪など体の材料となる
  • ホルモンや神経伝達物質を構成
  • 免疫力を高める
  • 消化酵素などを構成する

 

人間の体は約10万種類ものタンパク質から構成されています。

そしてこのタンパク質は、20種類のアミノ酸が数十~数百個が鎖状につながってできているのです!
20種類のアミノ酸のうち9種類は体の中で作り出すことができないため、食物から摂ることが必要です。

では、タンパク質の不足が招く不調はどのようなものがあるのか見ていきましょう!

 

【筋肉量の減少】

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ダイエットなどで食事量やカロリーが減ったりすると、本来必要なエネルギーが確保できなくなります。

身体は必要なエネルギーを確保するために筋肉を分解してエネルギーを確保しようとするのです。

筋肉の主成分はタンパク質。タンパク質が不足すると基礎代謝が下がって太りやすく痩せにくい体になっていきます。

脂肪の燃焼には筋肉が必要ですが、筋肉量が減ると脂肪が燃焼し切れず内臓の周りに溜まりやすくなってくるのです。

また、姿勢を支えたり日常生活動作に必要な筋肉量が低下してくると、今ある筋肉がいつも以上に力を発揮しなければならず疲れやすくなります。疲労した筋肉は老廃物が溜まって硬くなっていき、肩こりや腰痛などの慢性的な不調も出現するのです。

 

【髪や肌のトラブル】

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肌のハリやツヤ、弾力を維持するのはコラーゲン。コラーゲンはタンパク質から出来ています。皮膚の下にある真皮の成分はコラーゲンです。

タンパク質が不足するとコラーゲンそのものが減少してしまいます!シワやたるみの原因になることも。

髪もタンパク質から出来ているので、タンパク質が不足すると切れ毛や枝毛が発生しやすくなります。髪の毛自体が細くなってくると薄毛になることも。

 

【集中力や思考力の低下】

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やる気に関係するドーパミンや気持ちをリラックスさせるセロトニンもタンパク質が原料です。

タンパク質が不足すると働きが鈍くなってしまうことも!

何だかボーッとしたり、作業に集中できない

もしかしたらタンパク質不足かも!?

 

4.プロテインが有効な理由

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前述の通り体重50kgの人が1日に必要なタンパク質量を摂取しようと思ったら、鳥ササミ200g弱を毎日摂取する必要があります。

運動習慣がある人だと倍量必要になりますが、

胃腸への負担が懸念されます。

プロテインはその商品次第にはなりますが

一食10〜15gのタンパク質の摂取が可能です。

食事にプラスアルファでプロテインを摂取するとタンパク質不足への不安も解消されるでしょう。

 

過去に整骨院に来ていた患者様(肩こりと足のむくみでお悩みの方)にプロテインの摂取を勧めたところ、施術の効果と相まって3週間ほどで肩こりも足のむくみも解消できました!

 

効果は個人差があるかもしれませんが、タンパク質不足を感じているかたは是非試してみて下さい!昔と比べるとプロテインの味も随分豊富になりました。色々試してみては?